道の駅「道志」から山中湖までかかる時間は? 〜 Part II

さくらがーるPart I からの続き。

今回は、前回とルートを変えて多摩川CRを走ることにした。前回はあまりにマナー違反な自転車が多いことに嫌気がさして、ずっと一般道でアプローチしてた。

ただ、最近路面に凸凹ができて、あまりマナー違反な自転車が目立たなくなった印象。凸凹は決して気持ちよいものではないけれど、そういうのがないとマナーを守れない人がいるのであればしょうがない。こうして人々はどんどん自分の獲得した権利を敢えて手放していくんだよなあ…。

それはともかく。

今回は早朝だったせいもあって自転車乗りの姿も少なく、一層快適な多摩川自転車道路。おまけに風もない。聖蹟桜ヶ丘まではあっという間に到着してそこから野猿街道にアプローチ。実は前回は、この野猿街道へのアプローチでもちょっと道を間違えてロスしてしまっている^^。

野猿街道を通ってまず辿り着くのは(近すぎるかもしれないけど)津久井湖。ここでまずは最初の休憩であんパンなどを食す。前はここで休憩した時点で「やばいかも」ってな時間だった。山を下ってくる人しか見なかったし。今回は結構安心な時間。

そしていよいよここからアップダウンが始まる。彼女はしかし、そのアップダウンをそれなりの速度で乗り越えていく。まあペースをあわせるこちらにはさほどアップダウンが感じられない程度のところだから大した坂ではないんだろうけれども。

ちなみにぼくたちふたり。基本的に上り坂では彼女が前になる。これは「引かせてる」わけじゃなくて、彼女のペースにあわせるため。ただ「前に人がいた方がらくかな」とちょっと思うことはある。だからなんどか彼女の前に出て、それまでのペースで引いてやろうと思うんだけど、するとすぐに彼女が見えなくなる(笑)。前に人が見える安心感が彼女の気力を削いでしまうのかなあ。それとも「ぼくには付けない」というすり込みがあるのかな。

ま、いろいろあれど、無事に神奈川県側最高地点に到着。「私ね。頑張ってるんだ!」。そういう彼女の言葉は確かに真実で、「これは秘めたるぼくの目標も実現可能かも知れないぞ」と思い始めた。秘めたる目標がなんなのか、彼女はまだ知らなかった。

… あと2回だけ、続きます。
20090406131645

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