大月から都留市に向かう R712 は意外に辛い(僕らが富士山を笑った件 Part I)。

いろいろあった昨日。ちょっと時系列でまとめてみますが、まずは大月−都留を結ぶ R712。この日は峠を2本(道坂峠、山伏峠)を上るつもりだったんだけど、なんか予定外の峠という感じ。ちなみに大月スタートは 9 時くらい。

ほんとうは大月−都留は「富士みち」を通っていくつもりだった。道は狭く、走りやすいとは言えない道だけど、まっすぐで迷うわけもない。前日に地図を睨んで思った。「ふむ、富士みちだな。こりゃ迷いっこないな」。そんなわけで地図も持たず。

で、こういうときには間違いなく迷うとしたもので、どうやらぼくは富士みちへの曲がり角を通り過ぎてしまったらしい。危うく笹子に行ってしまいそうになったりしながらうろうろ。結局地元の方に道を聞いて R712 へ。この R712。油断してたせいもあるけど結構きつい^^。地図を確認するとそんなに標高差があるようにも見えないんだけど、どうもここも「峠」と名付けてあげたい(名前があるのかどうかは知らない)。


大きな地図で見る

連れは当然押し歩くわけだけど、なんかやけに休憩を要求し、しかも頻繁に立ち止まる。こりゃだめだ。歩いて登るのはいい。実を言えば歩きのペースで登るのはラクチンな面もあって、こちらも足を使わずに済む。ところが止まられると駄目。足を付くとペースが狂いそうだし、かといって先行してはせっかくゲットした DEFY 1、サイズがあわないのにぼくが乗らなくちゃいけなくなる(連れは山で仙人になる)。

「あのさあ。歩いても登れないのなら、もう帰るしかないかと思うんだが」。

ここで「わーい」と言われると往復 3000 円を使って輪行の練習をしにいったことになってしまうわけだけど、まあ歩いても登れないってのは異常事態でしょう?

結局連れは「いつも遅くて迷惑をかけてる」という気持ちから、坂が緩い内に頑張りすぎて足が売り切れになったということだったらしい。なんかさあ。毎度遅いんだからそんな余計な気遣いはやめてもらいたいんだよな。昔から彼女は考えれば考えるほど変なことをする。

「あまり頻繁にストップされるのは好ましくない」と伝え、一応彼女も納得(その後も休憩は多かったが^^)。なんとか都留市に辿り着いたのではありました。都留市夜中に見るのとは違って、明るい立派な街でした^^。

道坂トンネルで、都留から道志に抜ける道坂峠がさらに辛い峠だったのは昨日書きました。ここも彼女は基本押し歩き&休憩含み。道坂峠の頂上についたときには既に 12 時になっていました。道坂峠の頂上で写真など撮りつつ、羊羹などを補給。

「さて」と下り始めると、ゆっくり下ったにも関わらず 10 分か 15 分ほど^^。蛇行する道の下りはそれなりに面白かったけど、あっと言う間だったな。そこから「ちょっとはきついけど大したことない」と噂できく山伏峠に向かいます。

にほんブログ村 自転車ブログへ