新春初ライド:連れが何かに憑依されて途中離脱〜走行距離は 110km

mt.fuji from far away多摩サイからも富士山が綺麗に見えましたね(夕方、風が吹く富士山がまた綺麗でした)。

そんな今日、目指したのは 200km(もしかしたら200km弱)ライド(ルートはこちら)。

うちから大月まで20号をずっと行き、そこから思い出の道坂峠経由で道志みちを帰ってくる。これでだいたい200km程度になるはず。

帰りが下り基調で走りやすい道志みちってのがミソ。新春早々、早速200kmってのは結構気持ちよい(当社比)。

しかし連れが何かに憑依され、なんだかおかしな振る舞いを繰り返すので都留市まで行ったところで断念。大月に戻って輪行で帰ってきた。

予兆はあったんだよな。連れが「サイクルコンピュータが動いてない」と後輪を回しつつ、ホイールの回転を止めるために前ブレーキをかけたりしてた。ぼくはこういうボケには耐えられず、殴って谷底に落としたくなる。

連れにも「そういうボケは許さん」と何度も伝えているので、そういう振る舞いをした連れは既に何かに憑依されていたんだろう。

憑依第一弾。まずはシュレック兄(プロロードレーサー)に取り憑かれた。シュレック兄は何かのレース中コーナーリングに失敗。何も遮るものがなさそうな谷底に真っ逆さまに落ちて行った選手。

大月あたりを走っているとき、憑依された連れはいきなりガードレールに真っ直ぐ突っ込んで行った跳ね返されてそのまま走り続けたけれど、その様子がいかにもおかしい。ぼくはこの時点で今日の目的を放棄する覚悟をした。

で、結局都留市までは行ったものの「もう無理だ」ということで大月に戻った。しかたないのでそこから輪行。走りたかったけれど、まあ連れが何かに取り憑かれるのは怖いし。

電車に乗ったからもう安心かと思いきや、今度は電車の中で、誰か見えない人に挨拶をし続ける。なんだろうなあ、相米慎二監督の名作「台風クラブ」の「おかえりーただいまおかえりっおかえりっただいまっただいま〜」みたいな感じ。

立ったまま目をつぶって、誰か見えない人に対して頭をガクンガクンと下げる連れ。あまりに怖いんで回し蹴りをくらわしてみた。それでも連れは見えない人に挨拶を続け、車両も頭を下げ続ける連れと、突然ツーステップして回し蹴りをくらわすぼくに対する冷たい視線を注ぎ始めた。

しょうがないのでぼくは連れを放置して車窓から外を観ているフリ。

まあなあ。おかしいとは思ってたんだよな。猿橋から大月に向かうあたりで連れの心拍は180オーバーなんていうウルトラQみたいな数値を記録してる。登り基調とは行っても子の権現じゃないんだから180オーバーは非・人間的でしょう。

年末ツーリング(目的地にたどりつけなかった)に続けて失敗連打。本年のぼくたちに暗雲が垂れこめているようです。

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