自転車能力向上を、見てももらえない連れの憂鬱

her ride at matsuhime-pass彼女の自転車能力は確かに向上していると思う。

最初に刈場坂に行ったときはヘタリまくりで、GLをほとんど押して歩いた。しかし最近は刈場坂くらいならぼくに5分も遅れない(ぼくが吐きそうな勢いで登った大垂水峠では10分遅れたけど)。

で、彼女曰く。「先行して貰った方が、遅れちゃいけないと気持ちに張りができる」。

そんな彼女の発言を受けて、最近はこちらが先行することが多い。しばらくすると(下りならあっという間)に彼女が消えるので、すると止まって待っている。そして彼女が登ってきて言う。「あのね、私、はやくなった!」。

いや、よくわかんないよ、それ。俺は先行して、ぼけーっと待ってるんだよ。君が速くなったかどうか、ぜんぜん目にする機会もないし、いつも同じところでストップウォッチ計測なんかしているわけでもないし。

しかたないのでこちらも主張する。「いや〜、俺、足がすごく回るようになったよ。結構登れるようになった」。うけて彼女、「だから私も頑張ってる…」と主張する。「はいはい、良かったね。お互い頑張ってるね〜。はい、スタート」。

最近の彼女、かなり自分の登りに(自分なりに)満足がある様子。でもさあ。そんなこと言われても、俺、ほんとに頑張ってる姿を見てないもんなあ(笑)。

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