ヒルクライム中、眠気と戦ううちに腰痛初体験
子の権現。飯能側から登るとここに到着する。そしてこのゴール手前150mが鬼坂。
ま、そんなことは誰でも知ってる。
その鬼坂に出会うまでは子の権現の坂と言っても緩やかなスロープ。登り距離は 8km ほどあるけれど(案内板には 9km とあるけれど、9km はないんじゃないかと思う)、わりに足を温存しておくことができる。
この前ここを登ったとき、実は睡眠不足で眠くてしょうがなかった。信号待ちなんかがあれば(ないけど)きっと眠ってしまったに違いない。
そんなコンディションの中、足は温存できるだけ温存。なんと成木街道ではぼくの速度についてこれずに涙すら浮かべた連れを先行させるほど。
ただ、「温存し過ぎ」ってのもよくないんだろうな。なんかフォームが乱れていたに違いない。気が付けば耐え難い腰痛。これまで自転車で腰痛になったことなんてないから、きっとこれはフォームのせいなんだと思う。
最後の鬼坂。「さあ、立ちコギだ」(ここは座ったまま登れば前輪が浮くと思う。すなわち立ちコギのできない連れは一生登れない?)と思った刹那、ピキッと感じた。
「やばいぞ、おらっ!」。そう思って腰に負担を感じないフォームを探っていたんだけど、なんとタイミング悪くこの日はじめての車に遭遇。が〜んと思いつつ、申し訳なくも右車線側にエスケープしたところが(すっごく申し訳ない。左には寄れなかったんだ)、続いてもう一台。
こりゃあもうまいったね。本当に「やめようかな」と思った。
ま、なんとか登り切ったわけだけど、この腰痛は恐怖だったなあ。もう少し頑張ってしまったら回復不能のダメージを受けそうな感じががんがんにした。
若い頃から、結構スポーツには親しんできた(まあ、ここ10年はとんとご無沙汰だったわけだけれども)。そんな中に訪れた初腰痛。この日、天目指峠を越えた頃には消えていたけれど、かなり衝撃を感じはしました。
「なんでもできる」わけじゃないんだな、やっぱり。「私の青春をかえせ」(by 爆風スランプ)な年代だものなあ。
確かに決定盤!