柳沢峠を巡る言説
ぼくにとって「柳沢」と言えば横浜フリューゲルス(今はない)のフットレのミスCKを受け取って得点に繋げたシーンだ。
でももちろんそんなことは関係ない。
今回の柳沢峠行きに周辺にあったいろんな発言。
以前、笹子峠まで行きながら柳沢峠を断念したとき。晩飯を食った店のおばさまが言ってた。「ああ、柳沢峠ね〜。花魁淵(Wikipedia記事)とかあって、出るんじゃないかしら」。
同じ「出る」でも、奥多摩駅喫茶店のおばさまの言葉は違っていた。「え、柳沢峠登るの? 自転車で? ちょっとちょっと。この人たち東京タワーから来て、柳沢峠登るんですって!」。他の従業員にも宣伝してくれた^^。
で、彼女曰く「あそこってクマはでないのかしらね」。「車なら大丈夫だけど、自転車だとどうかしら。クマ、出るんじゃないかしら」。
「出る」話はここまで。頂上ではオートバイ乗りにもあった。彼らはぼくらを追い抜いていったのだという(意識してなかった)。見ながら「すげえな、あいつら」と思ったと。
「麓から登ってきたんですよね?」の問いに「東京タワーの近くから来ました」とこたえた。「ひえ〜、自転車ってそんなに移動能力があるのかっ!」「オートバイでもケツが痛いとか言ってるぼくたちはなんて贅沢なんだろう」(笑)。
ちなみにこの集団のうちひとりは「初峠」だったみたいだ。友人に「あれ、あとはもう下りなの?」と。いやあ、なんだ。「峠」の表示の後にさらに登りがあったらぼくたちたまらないんですけどね^^。
ああ、しかし。奥武蔵GLはアップダウンの最中にたぁくさん「峠」があるか。あそこは「峠」の表示で安心したら痛い目にあうな、確かに。
で、最後に塩山に下っていったとき。ぼくたちはこれまでにもちろん「塩山」なんて街を訪問したことはない。電車は通ってるんだろうと思ってたけど「絶対だな」「一億円賭けるか」と言われれば自信がない。
「でもまああると思うよ」と連れに伝えた。連れ曰く「コンビニに寄って聞いてこようか?」と。何を聞いてくるのだと問えば「シオヤマに電車が走ってるかどうか聞いてくる」と。
いや。シオヤマじゃないんだよな。「エンザン」と読むんだよ。これまでも何度も会話の中に登場した「エンザン」の名前だけど、彼女の中で「塩山」という文字と「エンザン」の読みが対応していなかったらしい。
しっかしなあ。塩山に行ったことはなくても、名前を耳にしたことくらいはあるよなあ…。いやはやいろいろ可哀相な子ではあります。
あ、そういえば道中。「今日から ULTREMO-R に変わったわけだがどうかね」の問いにはしばし沈黙で応えていたな。どうやらよくわからなかったらしい(笑)。まあ、曲がるときにも車体を傾けず(真っ直ぐのまま、ときに足をついてゆっくり曲がる)、スピードも出さない子なので、基本的にはなんでも良いのかもしれません(苦笑)。
追記:ULTREMO-R はリコールとなり無償交換対応となっているようです。私はショップの方で対応していただきました。公式アナウンスはこちら。情報を寄せて頂いた皆様、ありがとうございました。
男が知りたい吉原の裏まで載っていて興味深い
表面だけでない花魁が見えてくる
官能小説のノリ