一周年記念ライドにおける連れの奮闘努力
てなわけで一周年記念ライドに行ってきましたよ(写真は今回とは無関係の青春ごっこ)。
連れの走行距離は(ぼくのタイヤを買いに行ったりもしたので)190km 弱。登って登って道志に行き、そして帰ってきたにしちゃあなかなかのもんだ。
途中「私、頑張ったからここで休憩しても良いですか」なんていう甘いセリフもあったけど、まあ1年前に比べりゃ進歩した。
てなわけで連れの奮闘努力のまとめ。
大垂水峠では登り10分、下り2分の遅れ
細かい話は省いて大垂水峠。
前回の笹子峠に向かう途中で通過した際は、後ろにビアンキの男性を従えて登った彼女も今回は駄目駄目。ぼくのライバル(嘘)のナルシマさんに「がんばれ」などと励まされつつ登ったらしい。
東京府と神奈川県の境@大垂水峠 posted by (C)torisan
一方のぼくはと言えば必死の高ケイデンス(当社比)で登る無茶。結局頂上にて連れは 10 分の遅れ。小休止後は下り始めたんだけど、下りきったところではさらに2分の遅れ。
上で小休止したのに坂を下ってまたヘルメットを脱ごうとする彼女。「君さ。登って休憩、下って休憩じゃあ先に進まないよ」と言われてしゅんとしてた(笑)。
相模湖から道志までは辛い辛い
相模湖畔に道志まで二十数キロという案内板が出てる。でもそこを曲がると一気の下りなんだよね。実はこの下りを見て「下った分、登らされてしまうな」と感じたので他に道がないものかちらと探してみた^^。
当然他の道はなくて、ここを下り。そして下ると予定通りの登り。予定通りに登るとさらに予定外の登り。トンネルを過ぎてそろそろ下るかと思えば想定外の登り。
ぼくはと言えば「たっのしいよねえ」とか言いつつ登り。後ろから辛そうな連れを励まそうと歌を唄ってみたりする。しかし連れは疲れ切って無反応。「スルーかよっ!」と叱られたら「お願い、今は勘弁して」と謝ってたな。
ふむ。まあ謝るのなら許してやろう。
帰りの道志は下り下りっ。調子に乗ってミスコース
行きの道志みちでも結構苦労したんだけど略。
「帰りは下り基調って本当だね〜」と嬉しそうなぼく。連れとの時速差 15km 程度でぐんぐん下ってく。で、途中 R20 方面への分岐路(往路に使った道)がある。そちらに分岐すれば下り。道志みちを走るなら登り。
ぼくは一気に登って彼女を待つけどこない。しかたないのでまた下って(この日は何度も登った道を下って彼女を迎えにいった。超やさしい)迎えにいった。するってぇと彼女はいない。
そのときの彼女。「あれ、いないわね。おかしいわね。どこかで道を間違えたかしらね。でも下りかけてるからあそこの分かれ道まで下ってみよう」と思ったそうだ。
で、分かれ道に付くと「あれえ、分岐路には必ずいるはずなのにいないわね。でもこっちは車がいっぱい通ってて下りね。じゃあもうちょっとだけ下ってみよう」と、さらに下っていったらしい。
そういうするうちに僕から電話。まあ電話を取る前からミスコースには気付いたんだろう。「あのさ、下っていっちゃだめだよ」と伝えると「じゃあ登るから待っててね」。待ってるだけじゃあつまらないからこちらも下っていった。結構下ったのに彼女は発見できず。どうやらすんげー勢いで下っていったらしい^^。
あまり下るのも癪なので立ち止まってまつことしばし。顔面を真っ赤にした彼女が坂を登ってくる。「あのさあ。道志で帰ろうと言ってるんだから曲がっちゃだめだよ」とだけ言って引き返そうとするぼくを引き留めて彼女。「あのね。来るときに走った速度の倍で坂を登ってきたんだよ!」。
はいはい。頑張ったけど、なんつーか、無駄な頑張りだわな。
トドメの頑張りは自転車屋まで
別記事にも書いたけど、ぼくの自転車、後輪をバーストさせてしまった。
まあぼくとしては「ここまでもてばあとはタイヤを買いに行ってもらおう」と思ってたから、わりと想定の範囲内。ただ彼女は「曲がり角にくれば必ず逆に曲がろうとする」方向音痴。
「真っ直ぐだよ」と言われても不安大。おまけに僕が待っているので急がなくちゃいけない。必死に走って、そして店では「180cmの男性にあうタイヤをください」なんていう馬鹿なオーダーを出した。帰ってきたときはやはり顔面真っ赤だったな(笑)。
変形タイヤ posted by (C)torisan
ま。いつも遅れるし、方向音痴は改善されないし、下りでも 38km/h くらいでパニックになりそうになる彼女。まあそれでも一応、一年間の成果はあるのかな。
また頑張って鍛えて頂きたいと思う所存でございます(^^)。