ほんのちょっとした新しい試み

回転数と速度ちょっとだけ新しい試みを始めた。それは何かといえば「ちょっと重いギアを踏む」こと。

ここしばらく「まずは回転数」の意識から高速回転(当社比)ばかりを意識してた。だからほんのちょっとでも向かい風が吹けばすぐにフロントをインナーに入れて回転数を維持。ペダルを「踏む」感覚を「全く感じないように」ということを意識して自転車に乗ってた。

これは僕の中で「踏むのは頑張れば踏めるけど、回すのはトレーニングしないと回せない」という意識があったため。最初は 90 回転でも腰が浮き、何のためにやってんのか全くわからなかった。「必死すぎ」に見えるだろうという恥ずかしさもあった^^。ただ一般的に 90rpm が良いと言われ、また「回す」ことによって疲労しにくくなるなんて話も聞き、「みんながやってることなら間違いあるまい」とやっていたわけ。

転機は苦労せずに 100 回転回せるようになった頃だったかな。「ふと気付けば 100 回転」になった頃、いくらクランクを回しても疲れない自分を発見。と、いうか「踏む」自分を感じた瞬間にギア比を落として「力なんて全く使わない」スタイルになった。するってえと 100km 超が全く問題なくなってきた。

おまけにそれまで 70km くらいで痛みを感じ始めていたお尻の痛みも軽減。これはもちろん「慣れ」もあるんだろうけど、高速回転(繰り返すけど当社比)を維持する意識からくるフォームの適正化にもよるんだと思ってる。

今のところ。ひとりでちょっと街を走るなら平均ケイデンスが 90-95 くらい。走りながらふとメーターを見ると 120rpm になっていることもある。ただ 120rpm はまだ若干「頑張ってる」ことは感じるんだけど。

で、これでほぼ自分的には満足なはずなんだけど、欲も出てきた。「もうちょっと速く走れるんじゃね、俺?」という欲望^^。スピードを出したがるタイプではないんだけど、せっかく自転車が速く走れるものならば、能力を活かしてやりたいじゃないですか。それにもともとは「踏むのは頑張りでできるが、回転は練習」の意識があったはず。

そんなわけで「踏むことも少々意識しましょう」と。

これまでは平均 90rpm でも平均速度を見ると 21km/h 程度だった。これは徹底的に軽いギアを意識して使っていたせい。これを 25km/h 程度にはもっていきたい。頑張って走ってきたら 30km/h 程度になるようにしたい(あくまでも都内幹線道路を走る場合の数値)。そうなれば足の筋肉も強化されて峠も少々登りやすくなるんじゃね?

そんなことを思いつつ、昨日は「いつもよりひとつかふたつ重いギアを」ということを意識。片道 10km 程度なれど、往復ともケイデンス 90 超で 24km/h 以上が出てました。うん、これは嬉しい! 足に力がつけばこのギア比でも「踏む」意識は軽減されるに違いない。そうすればさらに重いのが回せるようになるに違いない!

自分の進化がすぐに確認できるのも、自転車の楽しみですね(^^)。いや、レベルが低いのは重々承知してるんだけれども。

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