強風の中で気付いたらくちんライド(無知注意報)

motor-bike ridersこの写真は荒川と入間川が合流するところ。荒サイを走る人はみんな見たことがある風景。

ちなみに連れはこのシーンを回想して「マウンテンバイク、面白かったね」。いや、マウンテンバイクじゃないから、これ。友人の間では有名な話なんですが、連れ、馬鹿なんです。

それはともかくこのツーリング(ポタリング)。非常に役立つノウハウをゲットしたライドとなりました! そのノウハウとは風の中での走り方。

いえね。ここしばらく、ケイデンスライドを心がけてたからある程度は対応できるようになった。昔の自分に比べると、向かい風もあまり苦にしなくなった。しかしそうは言っても荒川みたいな吹きさらしなところはちょっと辛い。

で、周囲のライダーをよーく見てみると、皆、ドロップハンドルの下側の端っこを握ってる。むむ? 私は下ハンのときもブレーキに指がかかるようなポジショニングで握ってたんですよね。それでも風の抵抗がずいぶん減るからグッドなんだけど、みんなのように端っこを握ったことがない。

「みんなはどうして端っこを握るのかな」と考えて自分でもやってみた。するってぇとあぁた、どえりゃー驚くことにすいすいと自転車が進むじゃありませんか。どこにも力を入れてないのに、平地のように自転車が進む。なるほど、みんなが端を握るのにはやはり理由があったんだな。

コツは(ぼくが言うのもなんだけど)下ハンを握りつつ、背筋に力を入れて体重が前がかりにならないようにすること。すると平地を無意識で流しているときのように自転車が進み続ける。ちょっと力を入れればすぐに 30km/h の高速巡航(当社比)モードに入る。

やだなあ、みんな。そういう走り方があるならはやく教えてくれよお(笑)。自転車に乗り始めて9ヵ月。そんなことにようやく気付きました。

「ほれほれ、おめえもラクだからやってみろよ」と連れにもアドバイス。連れは「嗚呼」と。何が「嗚呼」なんだと言えば、握った瞬間にバランスを失ってしまって怖いんだと。そういえば連れはまだ八の字もろくに描けず、そのうちに時間を見て特訓しなくちゃいけないと思ってはいるんですよね。今のところはまだ「片手下ハン」が連れの限界のようです。

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