天目指峠に行ってきた

pass hunting with my bikeもう去年の話になります^^。

これまで回避していた天目指峠に行ってきました。なんで回避してたかって、そりゃ素人に「天を目指す峠」だなんて言われたら回避したくもなりますって^^。前回正丸峠を下りているときも「ここを左に曲がると大変なことになるんだぞ」とスルーした。

実のところこの峠、「あまめさす」峠と読むそうなんですよね。謂われは写真の看板を参照。

この日はおなかぺこぺこで正丸峠に登り始めて、「このままじゃあ駄目かな」と思ったんだけど茶屋が開いていたので元気百倍。天目指峠のアプローチエリアにある店で道を確認。「傾斜がだいぶありますよ」と心配してくださるおばあさんにお礼を言いつつアプローチ。

で、この峠、面白いわ〜。景色が良いとか道が綺麗なんてことはぜんぜんないんだけど、なんかすごく面白い。スイッチバックがたくさんあるからかなあ。「峠に登ってるぞ」の実感がすごく持てる。難度は正丸峠よりは遥かにきついけれど、う〜ん、ヤビツくらいかなあ。まあヤビツ(表)は最初の登りが一直線ということで気持ちが萎える面があるので、それを勘案するとヤビツの方が「嫌」かもしれない。でもたぶん体力的にはヤビツと同じくらいじゃないかな。面白さの面で言えばヤビツの数倍(当社比)。

最初はギア二枚余らせて登ってたんだけど、結局は使い切りました。

way to go頂上には「いかにも峠」な標識もありました。「あっちに行けば西吾野。こっちにいけば名栗」。「え、おまえ、それはちょっと適当すぎるんじゃないか」と思ったりもするけれど、それが「峠」だよな(^^)。

今回は名栗方面から登って西吾野に下りたんだけど、下りてみた感じ、西吾野からの登りも楽しいかもしれない。一瞬「おかわりっ」攻撃に入ろうかと思ったんだけど、さすがにそこまでやると連れに対して「仕打ち」になっちゃうものな。

尚、西吾野からは自走で帰って距離も稼ごうと思ってた。だけど R299 が走りにくくてしょうがない。センターラインは踏めばごろごろなるやつだし、カーブでは車線をはみ出さないように杭が立っていて、自然、車は左寄りで走ることになる。安全の観点からやってるんだろうけど、あれ、自転車にのる私の立場から言えばない方が良いんですよね。車にごろごろ車線を踏ませるのも申し訳ないし。

「車道を走るのは車だけじゃない」という観点から整備してくれれば、ドライバーも自転車を怒鳴ることが減ってくるかもしれませんね。

ところでこの天目指峠。「開墾記念」のプレートがあるんですよ。ここにもコメントをくださっている naskin さんのブログ記事で見て「絶対みたいっ!」と。

頂上についてすぐに探したんだけど見つからず。「あれ、どこか途中にあったのかな」とがっかりしたんだけど、頂上の直前、頂上に向かって左側にありました。

pass hunting with my bike

岩に埋め込まれているんですよ。ちょっと格好良くないですか。歴史はいろいろとあったのでしょうけれども。

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