銀座で客待ちタクシー制限 〜 客待ちタクシーは誰のため?

バブルの頃を経験した人間として、つかまえたい時につかまらないタクシーの不便さは重々認識してる。ただ、バブルよりこっち、タクシーをつかまえるのに苦労した経験はほとんどない。

むしろ、深夜(23時頃)に都内を走る自転車乗りとしては「客待ちタクシー」が邪魔でしょうがない。銀座はそもそも自転車で走るのを回避してるけど、湯島や東京駅前なんかも大混雑。大混雑だけならまだしも、信号を自分勝手なタイミングで判断するタクシーも多くて危険。さらに車線を潰しているタクシーから、突如ドアを開けて外に出てくる運転手も多い。

さらには客待ちタクシーが一車線を潰しているので、客を降ろすタクシーは二車線目で突如停止したりする(ウィンカーすら出さない運転手のなんと多いことか)。

考えるんだけどさ。「客待ち」って誰のためにやってんの? 利用者のため(タクシー需要が多い)なら、ある程度認めないでもない。でもさ。ほとんど動かない客待ち行列を見ると、どうやら流すのが面倒なタクシー自体のためにやってんじゃないのとも思える。完全に停車して、禁煙指定エリアでも路上で煙草を吸いながら他の運転手と話してる運転手も多いし(おまけに色が黒っぽくて視認性が悪い。てか、車道でおしゃべりするなよ^^)。

客待ちタクシーのシステムやニーズなんかがよくわからないんだけど、少なくとも「ルールを守ってる自転車乗り」からして「すごく邪魔」なのは間違いない。ルール違反なものをどんどん排除してもらえたらと期待してる。

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