自転車小説『丘の上の小さな街で』
『エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))』を読んでどっちが下か勉強しろと言ったら、つい自分がはまって再読してしまった^^。これ、シリーズものになってるから読み始めるとたいてい全部読んでしまうんだよな…。
でもそれを中断して読み始めたのは『丘の上の小さな街で―白鳥和也自転車小説集 (えい文庫 167)』。どこで知ったのか忘れたけれど自転車小説集。いつ頼んだんだかわからないで Amazon から届いた本を読み始めたので、文中に自転車のことが出てきて驚いた^^。
パンタグラフ式のその変速機ボディには、「CRANE」と刻まれていた。シマノが1970年代に製作した、ダブルテンションタイプの変速機だった。
当時の国際ロードレース界を席巻していたのは、聞きかじりで自転車のメカニズムに興味を持ったような高校生でも知っていたように、イタリアのカンパニョーロ社だった。そのハイエンドモデルの「RECORD」が、事実上の世界水準であって、「RECORD」の名のついた部品は、それがハブであれ、チェーンホイールであれ、ブレーキであれ、ペダルであれ、東洋の島国のありふれた高校生が買えるような代物ではなかった」。
「あれ、これ自転車小説なの?」と他のページも繰ってみると
ロードバイク乗りの彼、ローディ伊東君はそう言って、かちゃりとクリートを装着し、妙にさわやかな笑顔を残して走り去っていった。なかなか見事にハムストリングスが発達していた。男の太腿を観察するのも、自転車乗りくらいのものだ」と。うん。これは自転車小説集らしい^^。どこで見つけていつ頼んだのかもよくわからないんだけど、思わぬメッケモンを楽しんでいます。
丘の上の小さな街で―白鳥和也自転車小説集 (えい文庫 167)
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エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))
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おすすめ度の平均:
千倍の敵にも勝ってしまう天才エンダーの作戦に酔いしれろ!訳が…
訳がひどすぎる
おもしろかった
Play the Game.