自転車で行く峠、極私的ランキング

って、てめーまだ3つしか峠行ったことないじゃん(笑)。いや、まあそう言われるとそうなんだけど…。「結構辛い」ところと「初心者もOK」なところと、それから「有名なところ」に行ったから書いておきたくなっちゃって。

1位:辛くとも素晴らしい刈場坂峠〜顔振峠

IMGP0241最初に行った峠がここ。ぼくたちの経路は正丸駅スタートでまず刈場坂に上り、そこから下り基調(登りもある)で顔振峠に行くというもの。

初めてだったせいもあるんだろうけど、ここは感動ラッシュだった。正丸駅の出だしから油断すると疲れ切ってしまうアプローチで、峠道に入ってからは「その瞬間から」諦めてしまう人もいると思う(連れはこの峠をほとんど押して登った)。でもスイッチバックのみで構成されているかのような峠道と、ときに木々の間から見える風景は歩いて登っても十分楽しめるもの。そしてそういうペースでも良いのなら、初心者の私でもなんとか登り切れる。

IMGP0239写真は刈場坂からちょっと進んだところで撮ったと思うんだけど、もう完璧に「まいりました」って感じ。

刈場坂に辿り着いた連れは「やったー、下りだ〜」とか行ってたけど、この後も上り坂がくる度に押して登ってた(笑)。峠初心者なこちらも「まあそのペースで良いならラクチンだ」と、ちょっと幸いな面もあったかもしれないんだけど、彼女は「もう叱られて峠に連れ照ってくれないかも」と思っていたらしい。すなわち彼女もこの峠で「峠病」に羅患してしまったってこと。

病に冒されたのはこちらも同じで、結局ここに登った日から3週連続で峠に登ることになった(笑)。

2位:峠初心者でもOK。誰でも登れる正丸峠

bike at a pass2位(繰り返すけど、まだ3つしか峠を経験してない)は正丸峠。

これまた正丸峠から出発する峠。刈場坂峠の近くにあるんだけど、ラクチンさかげんは段違い。正丸駅から峠道入り口までで慌てて足を使ってしまうようなことがなければ、初心者でもこの峠、何往復かできる(笑)。

そうは言っても但し、峠らしい峠ではあり、登りのスイッチバック、展望はしっかり楽しめる。刈場坂峠と違って、規模の大きな茶屋(奥村茶屋)がこの季節でもしっかり営業してるのは嬉しいかも。ただ、反対側に下りていって入間川の景観を楽しむところまでは良いんだけど、飯能駅に向かう道が狭くて車も多いのは難点。たぶんどこかにもう少し走りやすい道があるんだと思う。

3位:鍛える人には良いんだろうな>ヤビツ峠

yabitsu pass with my bike3位はあまりに有名なヤビツ峠。私たちは表ヤビツから登って裏ヤビツに下りた。

この峠、初心者な私にとっては「トレーニングとかしてる人には良いんだろうなあ」という印象。序盤一気に「普通の道路」で最も辛いエリアを登り切ってしまう。刈場坂や正丸では味わえる「登ることの楽しみ」があまり味わえないんだよな。もちろんそれは私が「ファンライダー」だからであって、きちんと鍛えたりしてる人は「前回よりタイムが縮まった」なんていう楽しみ方がある様子。登りがほぼ一般道で構成されるこの峠、確かにそういう楽しみ方ならありだよな。

ちんたらちんたら登って、そんな自分たちでも「おおっ!」と感じられる楽しみを求めてる私たちにはあまり向かない峠かもしれないと思った。

いつになるかわからないけれど、もうちょっと鍛えてから再挑戦し、そして裏ヤビツからの登りなんかもトライしてみたいと思います。ちなみにこちらの峠も連れは押し上がりました^^。

そのうちに 20 峠から選ぶベスト5とかくらいにできればと思ってます^^。

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