みんな、本当に自転車レーンが欲しいんだろうか？

前にも「自転車インフラ」の話を書いた。そんな話の流れでよく「自転車専用レーンの設置」を訴えかける人がいるんだけど、みんな本当に「自転車専用レーン」なんてものを欲しがってるんだろうか？

たとえば左の写真は一橋大学近くの自転車レーン。自転車レーンとしてはよくできていて、国立市は頑張ったなと思う。でも悪いけど、こんな道を走る気にはならない。だって狭くて何かあったときには危機回避できないし、あるいは前にむちゃくちゃ遅い自転車（ここを通った日もしゃべりながらゆっくり進む親子がいた）があればそこで大渋滞。段差もあってロードバイクにはストレスになる。

まあ「段差」についてはね。本当に自転車のことを知る人がレーンを設計すればなくす方向で考えるんだとは思う。でも大枠で「こんなもん」だと思うんだよな。

「都市部で自転車と自動車、歩行者の共存を」ってことでレーンの設置を求めている人。本当に「こんなもん」が欲しいと思っているのかな。個人的には「ルールを守る自転車」による「車道通行の権利」を周知することの方が「幸せ」になれると思ってる。