2日連続で百キロを走った連れの様子

大垂水峠前日は初めてお会いする方と百草園まで。走行距離は 100km。

で、なんか走るうちにも「峠も登りたいよ、峠も!」と峠病発症。土曜日に帰宅してから「この人もすげえな」と思ってチェックしている naskin さんのブログを調べると大垂水峠から和田峠ってのがコラボで登れるらしい。

うむ。大垂水峠和田峠も、名前は聞いたことがあるけど登ったことはない。大垂水峠は奥武蔵方面からの帰りに登ることになるのかなと思いつつ、いつも輪行になってしまって「登らなければ」の焦燥感(?)もあった。

よ〜し、明日は大垂水&和田峠+オール自走だぜ!」と連れに宣言。ただ、なんつーか、土曜日の 100km でそれなりに疲れていたんでしょうか^^? 日曜日の目覚めは8時(笑)。なんだかんだで用意をして出発は 10 時。

日曜日の10時なんつったら、パレサイに行く時間じゃんね^^。

まあしかし。「峠だ峠だ」の気持ちにおさまりは付かず、一応輪行の用意をして大垂水峠に向けて出発。帰路が途中で切れてるけど、こんなルート。

より大きな地図で 大垂水峠〜和田峠 を表示

なんか左の方が山色になってるけど、実は辛かったのは多摩サイ&八王子市内。

多摩サイを走っているときは、なんだか前日の疲れがあったのか速度が上がらず。とくに連れの方は「ヘロヘロ」といった感じ。さらに八王子市内に入ると不必要にも思えるほどの信号ラッシュ。いずれもやけに短い時間で赤青を繰り返し、ほぼ全ての信号に引っかかる感じ。これは疲れたわ〜。八王子市内は走るもんじゃないと思った。

で、八王子をほぼ抜けそうになった時点で連れに話しかけた。「あのさ…」。連れはこの「あのさ」を聞いてちょっとほっとしたみたい。というのも「今日はやめよう」という話を期待してたみたいなんだよね。

もちろんそんな話じゃない。ぼくが伝えたのは「今日は下りで待ってあげられないよ。ブレーキを握る体力がないから」。「なんだよ、山、登るのかよ」と連れはちょっとキレそうになっていた(大笑)。

そんなこんなで、まずは大垂水峠に入ったんだけど。不思議というか、当然(?)と言うか。こちとら峠に入れば絶好調。足を回しながら峠に登ったのはこの日が初めてかと思うくらい、峠がすいすい登れる。「なんじゃこりゃ。九段坂くらいじゃね?」と連れに話しかけると連れははるか後方にフェイドアウト中^^。いや、ラブホばかりが目立つ地域だったからテレてたのかもしれないな(笑)。

相模湖駅の自転車ペースを落として連れがおいついてくるのを待って、12km/h で引いてみる。するとすぐに連れがいなくなる。

なのでまた待って、今度は 10km/h で引いてみる。やっぱりいなくなる。しょうがないので 7km/h でも引いてみた。やっぱりカーブを曲がると連れが消える。

しょうがないので重いギアに入れて 5km/h 〜 7km/h くらいのペースで踏みながら登ってみた。

頂上でも彼女はなんかヒイヒイ言ってたけど、こっちは八王子の疲れも取れた感じだったなあ。

下った後は相模湖を「ちょっとだけ」見て陣馬街道〜和田峠

水好き宣言をしているぼくなので、本当は相模湖をちょっとだけ楽しみにしてたんだけど、あまり面白そうじゃなかった^^。なのでちょっと覗いて、駅を見て、そんでスルー。

陣馬街道の方だけど、こちらも基本的には足が回せる感じ。距離は長かったけど「辛い」感じはしなかったな。途中二カ所(?)「12%」の標識があったけど「だからなに?」って感じ。

和田峠連れの方は標識にも気付かないくらいへばっていたんだけど、ちょうど 12% 標識のところで「下りても良いですか」とか言ってたな(笑)。

無視して登れば連れもなんとか登坂成功。「できたっ!」と。最近彼女は峠を登り切ると「できたっ!」宣言をするんだけど、なんか違和感のある宣言だよなあ^^。

ちなみに登りの途中で山菜うどんを食いました。そこでバイク二人乗りのカップルに遭遇。和田峠近くでも遭遇したので「こんにちは」と挨拶すると「ご苦労様です」の返事。いや、お遍路とかじゃないんだから、「ご苦労様」はどうよ(笑)。

10時に出たし連れの足も遅く、帰りは八王子を過ぎたあたりで日暮れ。夜の 20号も決して走りやすい道じゃないけれど、ここまでで体力を回復(?)した二人。「峠の後の平地は足がクルクルまわるよねえ」なんて言いながら戻ってきたのではありました^^。

今度は和田峠の方に回らず、有名な猿橋を見てきたいな。するってぇと、今度は松姫峠を逆から登って帰ってくるわけだな(笑)。