久々に峠を見て下りようと思った。

at a pass near mt.fujiひさしぶりに峠にいったよ。道志みち経由山中湖。名のある峠と言えば 1000m を超える山伏峠(山中湖の直前)。写真は山伏峠を登り切ったところ。

実はさ。ひさびさの峠だし、あとギアを 27T から 25T に変更して初めての峠だったんだよね(平地は走りやすくなった)。だから今日はすごく不安を抱えながら道志みちを走ってたんだ、実は。ただ道志みちは全然問題なかった。途中にある 10% 勾配の標識エリアも、以前上ったときは若干答えた記憶があるのに無問題。「あれ、こんなもんだったっけ?」。

そんなわけで道の駅「道志」まではらくらく到着(85km程度)。「これはやばいな。最近のパレサイ特訓がききすぎてる」と、そう思った。

しかしね。どこを山伏峠のスタートとするかは難しいところだと思うんだけどさ、個人的に「ここから山伏峠だ」と思うところを見た刹那、気持ちが一気に萎えた。「こんなもん上れるわけがない。ってかペダルが回らないだろう。何やってんだ、俺」。

気持ちは完全に「下りて押す」だったんだけど、今日は道志みちを走りながら一度も押していない連れが先行するのに引きずられて、しかたなく登りはじめた。「いやでもすぐ下りるよ、俺」。

そんなことを思いながら登ってると、いつの間にかトンネル(峠の頂上)についたよ。登り切ってみた感想は「前よりらくじゃん」(笑)。

まあ前は道坂峠(都留市側からのルート、ぼくの歴史の中では一番辛い^^)を登った後だったし、その前も都留近辺でいろんな坂道にくらわされてからの話。それもあったし、やっぱりパレサイでの特訓の影響もあったんだと思う。

連れが標高ラスト100mくらいを押す中、こちらは前回に続いて無事登坂。いやあ、やっぱ峠って、慣れてないと見かけで怖くなるわ^^。

峠は半ば過ぎから足を回せなくなって、結局踏みまくって登ったんだけど足を使ったのはそこだけ。「なあ、自走で帰らない?」そう連れに行ってたんだけど、連れは結構キテたみたい。山中湖の西岸を 40km/h で走ってると(mixi には 30km/h と書いたけど、40km/h だった^^)、連れの姿がどんどん見えなくなる。その途中で輪行での帰りを決断しました。ぼく、優しいから(笑)。

やっぱさあ。峠ってむちゃくちゃ楽しいっすよね。いや、途中で見かけた ナルシマの人みたいにぶんぶんは走れないんだけどさ。ちょうど自然の手のひらで踊らせてもらってる感じが良いんだろうなあ。恐怖も感じた今日だったけど、すっごく楽しかった!

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