初めての峠はめちゃ楽しい

所沢駅自転車に復帰して、また昔を思い出してもロードで峠に行くのは初体験。

出発直後に雨に降られ、しかし空が明るいからなんとかなるだろうと雨宿りなどをしつつ(軒先で雨宿りをするときは唄を歌うよね? もちろん私の世代は「雨やどり」)所沢まで。

所沢ではすわ本降りなのかと言う雨に見舞われつつ「なんとかなる」とランチ。ランチ食ってるうちに天候はなんとか回復。回復しなきゃあ狭山湖でも回って帰ろうかと思っていたので良かったなあ。「ま、俺は天候に関しては勝ち組なんだよ」とか呟きつつ正丸駅まで輪行。車窓の風景がどんどん「山」っ。嫌でも気持ちが盛り上がる仕組み。

刈場坂峠んで正丸に着いて走り出したらっつーと、即座に勾配(笑)。話には聞いてたけどこんなに勾配かよ。さっそく連れはへたり気味。

でもそれはプロローグで正丸トンネルの脇を峠道に入ろうとするとしめった路面でタイヤがスリップしてしまう勾配登場。

「おい、10% 程度って言ってなかったか?」と思いつつ「あ、程度だから部分的には超えていても良いんだな」と自分で納得。部分的には 20% 超のところもあったんじゃねえのかなあ。

連れはと言うと、最初の3コギで「私もうだめよ」と。そこからごくたまに乗ってみようとトライするものも、概ね押し上がる彼女。そのペースに併せてコギ登る私。まあしかし。実は彼女がいなくてもそんなにペースがあがるもんでもなかったな。あそこを平均 15km を保って登れと言われたら帰る。

汗と鼻水を垂らしつつ辿り着いたのが写真の刈場坂峠。絶景だったな。

顔振峠そこからもアップダウンが続いて、ときに彼女の押し上がりを待ったりするものの基本は下り基調。見晴らしの良い下りでは 40km/h 〜 50km/h にもスピードが乗る。但し空気の冷たさもあってブレーキレバーが冷え切って、ブレーキを握るのが嫌になったからというのもある^^。

顔振峠に到着する頃には寒くて鼻水が垂れてた。ちなみにこの顔振峠。弁慶の怨念か、何枚写真をとってもピンボケになってしまった(ヘタなだけだろうと(笑))。帰りの電車の中では「今度は絶対登るからね」の彼女の言葉に「ちょっと難しいだろ、おめえ」とか思いつつ「はいはい、頑張ってね」と優しく応対^^。

それにしても眼下に連なる山々を見るなんて経験は久しぶりで、これでハイになるなと言われても無理。山屋さんになろうかななんて考えてしまう一日でした。

尚、このルートはなるしまフレンドのサイトで見つけたもの。これだけで好きになっちゃいましたよ(笑)>なるしまフレンド。今度買い物に行きます^^。

また、今回の輪行で、オーストリッチのロード520がサドル後ろに付けられることを確認。丈夫で初めての人も大丈夫な仕様の袋だけど、たたんだときにでかすぎるとも言われてる。でもこうしてサドルの後ろに付けられるんなら大丈夫だね。おかげで空っぽになった私のバックパックには、彼女の輪行袋がパッキングされることになって重たかったけど(苦笑)。