奥多摩湖経由大菩薩ラインで柳沢峠(まとめ)

at a pass昨日の柳沢峠のまとめ。

6時くらいには出た方が良いのだろうとは思ってた。ただ仕事だのなんだの、結局 07:30 出発。

徐々に夕暮れが早くなりつつあるとは言え、19:00 くらいまでなんとか明るいのでそれに甘えている感じ。

目標コースは柳沢峠を越えてから前回と逆側から笹子峠を越えて、お盆で空いているだろう 20 号を気持ちよく下ってこようかと(笑)。

ただ、まあ無理であれば塩山なりその辺から輪行で戻ってくることも想定の範囲内

今回のプラン。まあぼくら(ぼく)が立てるプランとしては「保険込み」で安全なもの。しかしそうは言っても羽村(多摩サイ終点)について時計を見れば既に 10:30 くらい。これは想定外に遅い。

先日サドルを前に出して、それから高さを若干上げた調整がうまくいっていない感じ。さらにサドルの水平も取れていないようで、お尻が痛くてたまらなくなった。途中何度かサドルいじり。

結局このサドル未調整が大きなマイナスになったかな。奥多摩駅に着いたのが 13:00 くらい。

実はこの時点でかなり弱気の虫が騒ぎ出して、柳沢峠は断念せざるをえないかという考えも。取り敢えずということで奥多摩湖には行くものの既に 14:00 くらい。この時点では天気もピーカンで疲労感もいや増してくる感じ。奥多摩湖でしばらく休憩してなんとか再スタート。

あと、寝不足じゃないくせに襲ってくる眠気に参ったよなあ。何度もあくびがでて自転車に集中できない。

ちなみにルート的にはあとは大菩薩ライン(青梅街道)を走っていくだけ。迷うことは何もない。「大菩薩峠」なんて言うとぼくらの世代の小説読みなら知らない人はいない名前で、それによってちょっとだけ気持ちに張りもでる。

a river scene

結局柳沢峠到着は 17:30 くらいだったな。途中から太陽が雲に隠れたのは良かったけれど、一面のガス。湿気にかなりいらいらはさせられた。まあしかしそれは「俺たち高いところにいるんじゃない?」なんていう気持ちの盛り上がりでカバーした^^。

柳沢峠の道。個人的には「整いすぎている」感じがしないでもない。綺麗すぎて興趣が削がれてしまう感じ。まあスイッチバックはかなりある(スイッチバック大好き!)し、面白くないわけでは全くないんだけど。ちょっと自分の世界には入り込めないんだな^^。

at a pass

ただ下ることを考えると道が広くて綺麗なのは嬉しい。塩山側も同様に整備されていて、下りは気を抜くと 60km/h 以上が簡単に出てしまう。塩山までは 20km 下り続けるんだけど、さほど下りが好きでないぼくも、これはなかなか爽快だった。

結局柳沢峠の茶屋でうどんを食って(むしろ寒くて温かいうどんがおいしかった)、塩山到着が 19:00 頃。「ちょっと飯でも食うか」と周囲をうろついたけれど、やけに夜の早い塩山は続々と店じまい。結局ラーメン屋でビールなどで乾杯して輪行で帰路。

ふむ。出発時間は遅めだったものの、まあ一応常識の範囲内。誤算はやはりサドルに行き着くかな。ちょっと大きくいじりすぎたのかもしれない。

ただ、「お盆だから車は少ない」というのは思いこみで、実際はぜんぜん。奥多摩あたりはトラックの台数がいつも以上に多いような感じだった。

次の遠出までに、なんとかサドルのベスポジを見つけておかないとな。

っと、なんだか反省文みたいになっちゃったけど、楽しいツーリングではありましたよ(^^)。

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